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理想の起業いろはカルタ【く】癖にしよう!

理想の起業いろはカルタ
【く】
「癖にしよう。」

よくある話なんですけど、
「『知ってる』と『できる』は違う。」って言うじゃないですか。

これ、正にその通りですね。

「知ってる。」って言う人はいっぱいいて、
僕のセミナーに来てくれてる人でも、
「今日の中山先生の話は結構知ってる話が多かったですね。」
と言います。

「ふーん。で、あなた、それできてるの?」、
「いや、そこはまだですけど。」、
「じゃあ、知ってないのと同じだよね。」
って話なんですけど、それは置いといて。

僕は「知ってる」と「できる」っていうのには、
更にその上があると思っています。

更にその上がなにかというと、
「無意識でできちゃう」ということです。

意識しないでやれるということ。
これを、「癖」という風に考えています。

「あの人、これ癖だよねー。」っていう話がよくあるんだけど、
この癖というのは僕は非常に良い意味で使っていて、
癖というのは、無意識で見についていて、自動的に出てきちゃうことだと思います。

ですから、「知ってる」というのは知識だけのレベルで、
「できる」というのは例えば、
「マニュアルを読みながらだったらできる」とか、
「教わりながら、人の力を借りながらできる。」とか、
こういうのも多分「できる」って話になるんだろうけど、
「癖」というのは誰になにを教わらないでも自動的にできちゃうことなので、
”完全に身についた状態”
だと思っています。

なので、みなさんも徹底的に身につけようと思ったら、
「できる」
というレベルを遥かに超えた、
「癖」
っていうところまでいけるようにやってみたらいいんじゃないかな?
と思うんですね。

具体的な例をひとつ言うと、僕が昔本を書いてデビューした直後に、
「これからもバンバン本を書いて、売れっ子著者になりたい。」
と本当に思っていたので、「書く力」をつけなければいけないと考え、
自分にノルマを課したことがあるんです。

「毎日2万文字を人の目に晒(さら)す。」
っていう風に決めて書いてた時期がありました。

だから、メルマガもすごく長かったし、
当時ブログを何本もやっていて、
ブログ一個一個に全然違うテーマで記事を書き…って、
一日書いた総量を足すと、2万文字を超えるような文章を毎日書くっていうのを決めてやったんですけど、
最初は辛くて辛くてしょうがないわけです。

自分ではその頃、書くのは得意だって思ってたけど、
「こんなノルマを課しちゃったら、やべえな。」
っていうぐらい辛かったですね。

でも、一週間が過ぎ、二週間が過ぎて、ある程度やっていったとき、
ふと気がついたら、全然苦にならなくなっていた。

しかも、ここがポイントなんですけど、
文章を書くときにどんなに長い文章でも、どんなに短い文章でも、
僕が研究して見つけた、
「型」に従って書いていくというのをノルマにしてたんですね。

ただ書き飛ばせばいいってもんじゃない。
ただ書きっぱなしは良くない。

ちゃんとその「型」に従って、ルールに従って書いていった文章を毎日合計2万文字。

はっきり言って、難行苦行の世界なんだけど、それをある程度続けて行ったときに、ふと気がついたら、
まったく意識しないでその流れでどんな文章も書けるようになってたんですよ。

もう、完全に身に付いたと思いました。
これが正に「癖」になった瞬間だと思うんです。

そのあたりから、文章を書く事に、なんの辛さもなくなってきて、
今でもそうですけど、2万文字っていうと3時間とか4時間で書いちゃうくらいじゃないかな。
ってできるようになってるんです。

2万文字ってどのくらいかというと、普通の僕らが書くビジネス本の大体4分の1から5分の1くらいの量です。
つまり、僕は3~4時間を5回書けば1冊分の本が書けるということなわけで、これはかなりのスピードだろうと自分でも思うんですけど、
それはあの頃、徹底的に自分なりのトレーニングで、身についたからだと思うんですね。

そういう意味で言えば、
「できる」というレベルまではみんなが同じようにやってるんだろうけど、
それの遥か上、凌駕するところの「癖」にまでしていけば、多分追い付いてくる人はなかなかいないと思います。

ということで、「癖にしよう。」というお話しでした。
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