僕が企業や店舗経営のコンサルティングをするとき、良く使うのがこの話です。
ビジネスの成績を決めるのは、たった3つの数字です・・・と。
1.顧客数。
要は、何人のお客さんを持っているか?ということ。
2.購入単価。
1人のお客さんが一度にいくら使ってくれるのか?或いはいくつ買ってくれるのか?といいうこと。
3.購入頻度。
1人のお客さんが、一定期間に何回買って(来て)くれるのかということ。
でね、例えば、この数字をそれぞれ20%増やすとするじゃないですか?
要は、
1.2×1.2×1.2
ですね。
これで1.73倍になります。
そう、各数値を2割アップさせるだけで、トータルでは1.7倍を超えるんです。
スゴイでしょ?
売り上げを20%上げたい!みたいな、漠然としたかけ声では、動きようがありません。
でも、
客数をなんとか、2割増やそう!
といえば、とにかくお客さんが来たくなる、チラシや販促企画は浮かびやすいでしょ?
今月は購入単価の2割アップにチャレンジしよう!
みたいな言い方をすると、グンと具体性が増しますよね?
だったら、アレとアレをセットにして、売ってみよう!
とか、
目玉商品を使って、セール来店を促進しよう!
みたいな・・・。
これだとアイディアが浮かびやすいし、動きやすいんです。
ビジネスによっては、「もう、客数は増やせる状態じゃないんだよ!」と言う競合環境もあるでしょう。
お客さんの数を増やすことは出来そうだけど、単価は上げられないかな?と言う場合もあるでしょう。
客数を増やす余地はあるし、単価も上げられるけど、頻度を増やすのは至難の技だよ!という状況もあるでしょう。
そんな時、この三つの数字を思い出してください。
出来る部分を、出来るやり方でやればOK。
ぜ~~んぶをやろうとするから混乱するし、甘くなる。
大切なのは”何のためにソレをやるのか”をハッキリさせること。
そこさえ外さなければイケます。
気にする数字はこの3つだけでOK。
他は見なくて結構です。
さて、では、それぞれの数値を30%アップさせることが出来たら・・・・
いくらになりますか?
Author:中山マコト
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